【核心】銃乱射事件とソーシャルメディアの「不可分」な関係
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白人至上主義がSNSやトランプやタッカー・カールソンのせいで広まったり過激になったりしているというのは、正しいのかもしれないけど、それだけを言われ続けるのは腑に落ちない点が残ります。
SNSやタッカー・カールソンは白人自由主義の拡散や増幅のスピードを上げる一因にはなっているかも知れないけど、根本的な原因ではないと思います。それらを止めようとしたところで単なる「臭い物に蓋」です。
ここで議論している二人は根本的な原因については全く触れようとしていません。そのような議論の態度が、現在のリベラルといわれる人たちへの信頼を損ねています。元移民や白人以外からでさえも。
根本的な原因の一つと思えることは、例えば不法移民の流入を今の民主党政権は全く止めようとしていないどころか、彼らを補助しようとしていると言われていること。不法移民の人口は、トランプ時代の4倍にも膨れ上がり、今現在史上最高を更新し続けていると言われています。
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=69758?site=nli
不法移民の人々は、民主党を支持するようなグローバル企業にとっては安価な働き手であり、民主党にとっては新たな票田です。
しかし旧来の国民や既に根付いている移民にとっては、賃金低下圧力や治安不安定化、公共財政悪化の原因です。これのせいでバイデンやカマラハリスの支持率が下落したまま上がってきません。
白人至上主義やグレート・リプレイスメント陰謀論の問題を議論したいなら、SNSの自由主義の問題だけをあげつらうだけではなく、この辺りの問題も議論しなければフェアな議論とは言えないと思います。
ここで行われている議論は、私には左翼のポジショントークにしか見えません。
基本的に嘘はつかないけど情報は絞って議論を誘導する、これは恐らくトランプやタッカー・カールソンの陣営でも行っていることですが、基本的にメディア上の情報は全てそのように操作されていると考えるべきです。
タッカー・カールソンがウケているのは、禁酒法時代の酒と同じ要素があると思います。絞られていると思われている情報を流しているからウケるということです。そう考えると、彼をブームへ押し上げている一因はむしろ、アンチ自由主義にあるとも言えるかもしれません。この1カ月足らずの間に、ニューヨーク州バッファロー(5月14日)、カリフォルニア州ラグーナウッズ(5月15日)、テキサス州ユバルディ(5月24日)、オクラホマ州タルサ(6月1日)と、複数人の死者を出す銃乱射事件が相次いでいます。
なかでもバッファローの事件は、犯人が犯行の様子をライブ配信したことが、さらなる衝撃を呼びました。この事件に影響を与えたとされるのが、同じく犯行がライブ配信されたことで知られる、2019年にニュージーランドで起きたクライストチャーチ事件です。
同事件以降、SNS各社はコンテンツモデレーションへの取り組みを強化し、過激な言論にも目を光らせてきたはずです。しかし、事態はほとんど変わっていなかった――。
果たしていま、インターネットとSNSのあるべき姿とはどのようなものなのか。人種問題に詳しいピューリッツァー賞ジャーナリストと、インターネット犯罪の専門家が、バッファロー事件においてインターネットが果たした役割を検証しながら、問題の深層に迫ります。言論の自由とは、何を発言してもいいというものではない。社会ルールに則った発言や表現は自由だということ。自由主義だからと、人のモノを奪う、人の命を奪う、国家を奪うということは決して許されませんよね。
国際法を破ってウクライナ侵攻をつづけるロシア政府と、乱射事件は同じ思考の延長線上にあります。そういう風潮が世界中に蔓延している。それを拡散させているメディアのひとつがSNS。