[31日 ロイター] - サッカーのドイツ1部ブンデスリーガに来季昇格するシャルケは31日、期限付き移籍で加入していた日本代表DF板倉滉(25)の買い取りオプションを行使せず、退団が決まったと発表した。

板倉は所属先のマンチェスター・シティー(マンC、イングランド)から昨夏に加入し、公式戦32試合出場4得点を記録。リーグ戦ではチームの1部復帰に貢献した。

同クラブのスポーティングディレクターは公式サイト英語版で「滉は素晴らしい人で、どんなチームでも戦力になれる。昇格とブンデス2部優勝の道のりで重要な役割を果たした」とコメント。今回の決定については「支出が大きすぎて予算を超えてしまう」と経済的理由でチームに残すことができなかったと説明した。

板倉は残留を望んだものの決断の背景に理解を示し、シャルケで過ごした日々に感謝の言葉を残した。