2022/6/16

【企業研究】最高に面白い、スタートアップ10選

最近では、ファーストキャリアにスタートアップを選ぶことは珍しいことではなくなったのではないでしょうか?
決まり切った大企業のルールの中で安定的に働くよりも、企業のパーパスに基づいて自由にビジネスをつくる方がクールな選択肢になりつつあります。
ただ、就活を始める学生のみなさんにとって、数あるスタートアップの中にどんな企業があって、自身のキャリアの選択肢に入れることができるのか、見極めることは難しいことでしょう。
そこで今回、NewsPicksがお届けする番組『デューデリだん!』から、注目するスタートアップ8社を紹介します。
記者の企業リサーチとトップインタビューで、企業の思想や創業者の哲学を知ることができ、きっとキャリアの選択肢や可能性が広がるはずです。
※番組内で紹介されている業績等の企業情報は番組公開時点での情報です。
INDEX
  • 1.キャディ 「調達」イノベーション
  • 2.Mujin ロボット界の隠れユニコーン
  • 3.アタマプラス 海外投資家注目のワケ
  • 4.Sansan 本当に競合はいないのか
  • 6.ラクスル すごい経営術
  • 7.freee SaaS企業を理解する
  • 7.TOKYO BASE アパレル異端児の逆張り戦略
  • 8.TBM 石で1兆円を目指す
  • 9.BASE 真の実力はどこにある?
  • 10.コインチェック 復活の秘密

1.キャディ 「調達」イノベーション

180兆円規模の国内製造業にあって、これまでイノベーションと縁遠かった「調達」領域で、イノベーションを起こすスタートアップがある。 
その名は「キャディ」。ビジネスは順調に成長しているように見えるが、未上場のため、その実態は詳らかにされていない。
調達の受発注プラットフォームで多くの町工場を救うキャディは、日本の製造業の救世主なのか、記者たちが徹底検証。
経営戦略や今後の成長シナリオを加藤勇志郎CEOにインタビュー。彼の経営哲学からキャディという会社の真の姿に迫る。

2.Mujin ロボット界の隠れユニコーン

産業用ロボットを手がける「Mujin」は、企業価値が1000億円を超える「隠れユニコーン」と言われている。
物流倉庫や製造工場で、まるで人間の手のように動く世界初のピッキングロボットを稼働させ、ユニクロ、トヨタ自動車など有名企業に採用されている。
今年9月には米国進出を発表しているが、世界に競合が多いロボット業界。Mujinは世界で勝てるのか。

3.アタマプラス 海外投資家注目のワケ

AIを用いた学習システムを提供するエドテックカンパニーのアタマプラス。
生徒1人ひとりに違いのある理解度や学習履歴、ミスの傾向などに応じて、AI教材「atama+」で世界に一つだけの専用カリキュラムを提供している。
未上場でありながら、海外機関投資家から大型の資金調達を実施し話題になった。
しかし、なぜ海外の投資家たちは無名の日本企業に投資したのか。そこにはエドテック業界の特殊な事情があるという。
NewsPicks記者がその真意を検証するため、実際に海外の投資家へ取材。稲田代表へのインタビューで今後の成長可能性について、核心に迫る。

4.Sansan 本当に競合はいないのか

クラウド名刺管理サービス「Sansan」。市場そのものを開拓したSansanは、もはや国内SaaSの代表格。
しかし、公開当時、コロナ以後のリモートワークが急速に広がっており、名刺交換のビジネスには向かい風でしかなかった。
名刺交換から始まる今回のインタビュー。コロナの向かい風をどう受け止めていたのか、なぜ「名刺」なのか、今後の展望は? 「明確な競合はいない」と言い切る橋本CFO。その理由とは?

6.ラクスル すごい経営術

「ラクスル」といえば、ネット印刷を提供する企業のイメージが強いかもしれないが、デジタル物流のプラットフォームである「ハコベル」、運用型テレビCMと銘打った「ノバセル」など、事業領域を広げ、第4の事業としてコーポレートITにも進出。
「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という、ラクスルの松本恭攝CEO。
ラクスルの心臓であり、頭脳である「哲学する経営者」松本CEOの経営哲学に迫り、ハイペースで新規事業を生み出す発想法を探る。

7.freee SaaS企業を理解する

グーグル出身の佐々木大輔CEO(最高経営責任者)が2012年に創業し、クラウド会計ソフトを運営。
パッケージ商品が主流だった会計ソフト業界にクラウド型を取り入れ、日本で革命を起こしました。
番組公開時に10年目を迎え、大きく変わろうとするfreeeをデューデリする過程で、SaaS企業を理解する上で重要なポイントを学ぶことができるはず。

7.TOKYO BASE アパレル異端児の逆張り戦略

コロナ禍でアパレル各社が苦しむ中、2021年には海外で12店舗を展開し、積極的な出店攻勢で快進撃を続ける「TOKYO BASE」。
こだわりはオールメイドインジャパン。「マーケットに媚びない」エッジの効いた製品と戦略で、世界10都市に展開・売上高1000億円を目指している。
これまでアパレルの海外展開はことごとく失敗してきた中で、どう戦っていくのか。アパレル業界を牽引する"異端児”谷正人CEOに藤村記者が挑む。

8.TBM 石で1兆円を目指す

「脱炭素」「脱プラ」の追い風を受けて注目を集めている会社"TBM"。
石灰石で紙やプラスチックの代替素材「LIMEX」(ライメックス)を開発、製造するユニコーンだ。
韓国財閥や大手企業から多額の出資を受け、導入企業・自治体は8000にのぼる。しかし、その新素材には懐疑的な声も…。
魔法のような新素材は、本当にエコなのか? デューデリ団が挑む。

9.BASE 真の実力はどこにある?

2019年10月の上場から爆発的成長を遂げたECプラットフォーム「BASE」。番組公開時、マザーズ時価総額ランキングでも10位以内。
ECプラットフォームのビジネスモデルはどういうものなのか、競合サービスとBASEでは何が違うのかから、その実力がどこにあるのかを徹底調査。
鶴岡裕太CEOがこの急成長をどう捉えているのか、記者がCEOの本音に迫る。

10.コインチェック 復活の秘密

2018年1月のNEM流出事件。あのコインチェックが過去最高益を叩き出して、復活。今年3月には上場することも発表。
マネックスグループ傘下でグループの利益の8割を占める「稼ぎ頭」になったコインチェックはどうやって復活したのか。
コインチェックのビジネスモデルを理解するためには、「ブロックチェーン」や「NFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)」といった専門用語を理解することが不可欠。番組ではこれらの用語についても、わかりやすく学ぶことができる。