[パリ 27日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は27日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝を翌日に控え、「強みを出せたチームが勝つ」と語った。

レアルが対戦するリバプール(イングランド)は今季、わずか3試合しか負けておらず3月から無敗。プレミアリーグのタイトルは接戦の末に逃したものの、すでに2つのカップ戦を制している。

アンチェロッティ監督は記者会見で、決戦に向けてチームがピークに達することを願うとしつつも、「私たちの状態は最高潮だと思うし、勝つためにベストを尽くすが、時にはそれだけでは成功しないこともある」ともコメント。

「サッカーはコントロール不可能な無形の要素に左右されるスポーツ。私たちは決勝へ臨むに値するが、優勝のためにはこれまでの結果ではなく、大一番のピッチで何が起きるかが重要だ」と述べた。

その上で、「自分たちのクオリティを発揮できるプランを練らなくてはならない。チームとしての取り組み、個人のクオリティー、そして重要な場面での交代が発揮するインパクト。自分たちの強みを出せたチームが勝つだろう」とも話した。