[ダボス 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は25日、インフレに関する道筋が不透明なため、ECBは7月に50ベーシスポイント(bp)の利上げを決定することをまだ排除すべきではないと述べた。

CNBCとのインタビューで、50bp利上げの可能性に関する質問に対し、議論の対象から外れていないと強調。ただ、9月末までにマイナス金利から脱却すると主張したラガルド総裁の政策見通しを全面的に支持するとした。

また、ウクライナでの戦争の影響により今年の成長率は「大幅に減速する」が、それでも経済は拡大を維持するとした。