アメリカンイーグルの物流会社買収が「アンチ・アマゾン」になる理由
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アメリカンイーグルが自前で一から物流を構築するのではなく、すでに出来上がっている物流技術を持った会社を買収してさらに設備投資を行い、Amazonに対抗していくという話。
小売と物流は切り離せない永遠のテーマで、特にECが日本よりも発達している米国では今回のAEOのようなスキームでのカバリングなど、複数の事例が出てきた印象。
日本でも大手楽天が自前の物流を構築したりする動きがあったり、Z holdingsがヤマトと協業するなどの動きが増えてきているので、今後日本でもいろんなスキームでの物流の強化は考えられそうですね。
注目のコメント
アメリカンイーグル(AEO)が昨年11月に物流企業Quiet Logisticsを現金3億5000万ドルで買収していたのは知らなかったのです。すごく面白いですね
AEOにとって21/01はパンデミックでリアル店舗の営業が中止になってかなり厳しかった状況。それ以前から動いていたと思いますが、買収に踏み切った上、22/01ではV字回復させ営業利益率は5-6%を推移していましたが過去最高。
とはいえ、中長期で見るとさらなる改革が求められると思うので明日Q1決算発表を含め、継続的に見ていきたいなと思いました。
SPEEDAやIR資料で直近3年のAEOの業績を見てみると
2020/01 売上高43億米ドル、営業利益3.1億米ドル、営業利益率7.3%
2021/01 売上高37億米ドル、営業利益800万米ドル、営業利益率0.2%
2022/01 売上高50億米ドル、営業利益6億米ドル、営業利益率12%
Quiet買収時のプレスリリース:https://investors.ae.com/press-releases/news-details/2021/American-Eagle-Outfitters-to-Acquire-Quiet-Logistics-and-Strategic-Investments-to-Further-Enhance-Supply-Chain-Capabilities/default.aspx
日本事業は2019年に全店舗を閉店しています。
『青山商事がアメリカンイーグル事業撤退、国内店舗は全店閉店』
https://newspicks.com/news/4412313