ディズニー入園料、30年で約2.5倍! 今後どこまであがる? 「綿密な戦略」を専門家が徹底解説
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開園当初から滞在時間が1.5倍(6時間→9時間)になっているらしいですね。値上げについても、1時間あたりの価格で考えると納得できる範囲とも言えます。
これまでのディズニーランドが、来園した人が一日中楽しめるテーマパークを目指してきたとすると、ある程度これは達成できてそうです。これからはどういう付加価値がついていくのか楽しみ。
注目のコメント
まさにディズニーリゾートの例を見ると「数百円の値上げは数百億円の利益に直結する強力な収益ドライバー」であり、顧客数を維持しながら利益を最大化できるプライシングを綿密にシミュレーションしていることがよく分かります。
大事なポイントは、得た収益を次にどんな形で顧客に還元していくのか。何に投資していくのか。この選択が、中長期的な企業価値を左右するほどの経営判断になるかもしれません。
「調子がいい時にこそ、胡座をかかず次の仕込みを進める経営者」と、「目先の利益に満足して、調子に乗って遊び始めてしまう経営者」くらい、大きな差につながるはずです。ゲスト1人辺り売上は21年実績で13,642円、22年実績で14,834円。23年予想は14,318円見込み。内訳でチケット・商品販売・飲食がありますが、チケットでは体験の収益化・変動価格制の高単価構成比増を狙います。