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米政府内で、キーウで再開された米国大使館警護のために、米軍特殊部隊を派遣する案が検討されているという米ウォールストリート・ジャーナル紙のスクープ記事です。
米大使館の警護要員としては、伝統的に海兵隊の保安警備隊がいますが、基本的には大使館の中で「最後の砦」としての役割を果たすだけです。
大使館全体の警備や大使を含めた職員の警護は、通常民間の警備会社が行うことになっていて、イラクでもアフガニスタンでも武装する元軍人たちが警護していますが、彼らはあくまで民間警備会社(軍事会社)の所属です。
特殊部隊が警備するとなると、ウクライナ政府との間で米軍駐留を可能にする協定が必要になりますし、ウクライナ軍の基地の一角にヘリを含めた緊急対応の部隊を常駐させることになるでしょうから、小規模とは言えロシアを強く刺激することになるでしょう。