4千万円誤給付問題、男を逮捕 24歳「カジノに使った」と供述
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これは映画の三幕構成でいう「設定」。
・望まぬ金で人生が崩壊した青年
・望まぬ金を振込み沈黙した職員
・望まぬ金にキャリアを剥奪された上司
・望まぬ金に翻弄された町長
いきなり逮捕の急転直下。
そしてー
未だ顔の見えない弁護士。
ここから「対立」がはじまる。
それぞれの思惑がぶつかり、とけあい、
白とも黒とも言えない感情が渦巻いてくる。
この物語のタイトルは「臨時給付金」で決まりだろう(๑º╰╯º๑)
注目のコメント
逮捕となりましたが、公金が全額戻るのかがこの問題の焦点です。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/48950
弁護士が明らかにした口座記録だと、確かに日本の口座には数万円しかありません。一方で海外のカジノ会社の口座とみられるところに、町から振り込まれたカネが移されているとしたら、本当に全て使い果たしたのか。この会社の口座にいくら残っているかの検証が急務です。もちろん誤入金と気が付いた段階で、入金された側から銀行への通知義務がありますので、それを故意に怠ってお金を使い込めば詐欺罪が成立します。逮捕は当然の帰結かと思います。（最判平成15年3月12日）
行政が誤って振り込んでしまったことがきっかけで、逮捕されることになってしまったのは、一定仕方ないことなのかもしれませんが、なんかかわいそうな印象ももってしまいました。
誤って振り込まれなければ、こういう人生にならなかったわけですからね。
とはいえ、誤って振り込んだ行政の方を攻めるのは違う気もしていまして、誤って振り込まれないようなオペレーションと再発防止を全自治体で考えることが重要なのかなと思っています。
