訪日実証ツアー、月内に実施 観光客入国へ感染対策を検証
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日本政府観光局の推計値によると2019年3月と2022年3月の訪日外国人客数を見てみると、
・今回対象の4カ国
米国 19/3 17万人→22/3 3200人
オーストラリア 19/3 44175人→22/3 600人
タイ 19/3 14万人→22/3 2200人
シンガポール 19/3 43687人→22/3 300人
その他の訪日外国人客数が多い国(地域)は以下
中国 19/3 69万人→22/3 9800人
韓国 19/3 58万人→22/3 6,700人
台湾 19/3 17万人→22/3 2,500人
香港 19/3 17万人→22/3 500人
このデータを見ていて驚いたのは22/3月に最も訪日外客数が多かったのはベトナムの1万人だったこと。他にもインドネシア5500人、フィリピン4200人と上記記載国よりも多い。
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/20220420_monthly.pdf
ちなみに2021年度の訪日外国人旅行客数は25万人、出国日本人数は51万人です。実証実験は、米国、タイ、オーストラリア、シンガポールの4か国を対象に、5月に実施予定とのこと。
今月に実施というのは驚き。外には漏れないように内々で準備を進めていたのだろう。
コロナ前は圧倒的な訪日客数だった、中国、韓国、台湾、香港は依然として厳しい入国規制が敷かれているため、候補に入っていない。
5位の米国、6位のタイ、7位の豪州、11位のシンガポールからスタート。(順位はいずれもコロナ前の2019年)
ちなみに、8位のフィリピン、9位のマレーシア、10位のベトナムなど東南アジア勢は実証の対象外。
これはおそらく、東南アジア諸国はビーチリゾートなど観光地を中心とした規制緩和であることに加え、マレーシアはともかく、フィリピン、ベトナムは以前から技能実習生や留学生の入国が多いという事情を考慮して除外したのかもしれない。
ただ、実証対象国の状況をを考えると、もしかしたら、2022年の短期視点で見ると、東南アジア+米豪の方が観光客数が伸びてくるかも………。
面白いことになりそうな予感!