米主導の新枠組み、日豪韓NZなど参加へ
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「ならばTPP復帰を」と日本側が考えるのですが、バイデン政権の対日政策関係者と話すと皆さん「私もそうは思うが復帰は難しい」という返事ばかり。サプライチェーンの構築や貿易連携が主で関税交渉などもなく議会も反対しないのがIPEF。
対中国では東南アジアの国々を取り込めるかがカギだが、及第点に遠く及ばない。インド、インドネシア、ベトナム、タイといった大どころは冷ややかで、シンガポールとフィリピンを確保して何とか面子を保っているだけ。米国市場へのアクセスの旨みのないものに多くのアジア諸国は食いつかず。これで対中国対抗はおよそ無理。
議会との関係でやってる感を出すための単なる構想にすぎず、TPPに代わる代物ではない。そもそも自由貿易の旗は国内反発で掲げられず、議会から交渉権限も与えられていない。
サプライチェーンや脱炭素などアジアでの主役は日本で、中身は日本頼み。日本も米国がアジアにコミットする構想を袖にはできないだけに付き合わざるを得ないか。