良品計画が推進する「地域への土着化」──ローカルとグローバルでの経済成長が矛盾しない理由
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注目のコメント
コレからの企業の在り方。
こんなことを考えながら店舗運営を行なっていたのか。なんとなく他の企業とは違う気配がするなと常々感じていたけど、この記事を読んで納得感が深まった。
【このまま放っておけば日本の各地域はどんどんシュリンクしていきます。そうすれば我々の事業も成り立たません。地域を良くする取り組みなしには、事業の成長は成立しないということだと思います。社会を良くしていくことと企業の成長は、裏表の関係にあると思っています】
いいこと言うなぁ。こんな企業が増えたら、地方はも少しよくなりそうだ。ただ単に儲けを東京に吸い上げていく仕組みだけは、そろそろカンベンしてほしいから。株価の下落が話題になりがちな良品計画ですが、定期的にヒット商品を生み出し、近年も各店舗は賑わっているように見えます。
これまでのデザイン中心のブランディングに地域密着型の戦略を加えどう成長していくのか。
業績・株価含め注目ですね。良品計画の地域密着型経営の考え方や取り組みに関して書かれていてすごく面白い記事。
>ローカルとグローバルは「二律背反」ではない
というのは、本当にそうだなと思う。良品計画がローカル分野に進出できているのは、シュリンクしているとはいえ、グローバルでの実績と安定したサプライチェーンを確立して余力があるからこそ、そのうえで決して現状に胡坐をかくことなく、先を見据え挑戦することをやめていないからこそなのだと思う。
ローカル分野での取り組みで、すごく興味深ったのは、地域産品のサプライチェーンを良品計画に限定していないということ。
これは本当にその通りで、サプライチェーンを絞ってしまうと、大企業におんぶにだっこでは依存心が高まるばかりで、自立を促すことができない。サプライチェーンの1つとして確保しつつも、そこに甘んじることなく自立する手伝いをすることにつながる。
あとは、いかにして良品計画のローカル店舗だけでなく、地元の企業やそこで働く人たちが、これを機に自立できるかどうかが重要になるのではないか。
もう少しそのあたりも深堀して聞いてみたい。