パ4球団がチーム防御率2点台の「異常事態」 昨季Vオリックスが苦しむ“超・投高打低”
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投高打低は近年では珍しいと思いますが、打撃戦でなくても、プロ野球の面白さを存分に見せてもらっています。
ほかの投手だって、完全試合をしそうなのですから。
直接、試合を見に行きたくなるくらいです。今年のパ・リーグは圧倒的な打低が目立つ。投手の防御率ランキングの値や打者の打率ランキングなどの数字が顕著に表している。
昨年王者のオリックスは投打のバランスが噛み合っていないのでかなり苦しい。打者は吉田正尚選手以外は全くと言っていいほど昨期以下の活躍になり、投手も新人王獲得の宮城選手や沢村賞投手山本選手が苦しむ状況。安定の投手層で抑えて勝ち切るという野球ができなくなっている。
そういう意味で言うと楽天は開幕から1ヶ月ちょっとであるがもはや盤石ではないかと思う状況。投手は岸/涌井/田中/則本/早川と5枚体制がまわることで連敗しないローテを組めるような状況。さらに優勝ラインを貯金約20と想定した場合、すでに貯金17。残りのシーズンを5割で過ごしても優勝争いという状況まで開幕でつくってしまった。
今後のパ・リーグが改めて混戦になるためには打者陣の奮起と交流戦での波乱かなと思う。