[東京 2日 ロイター] - ENEOSホールディングズは2日、子会社が40%出資するミャンマー石油・天然ガス事業について、共同事業者に操業契約の撤退を通知したと発表した。

ENEOSの子会社であるJX石油開発が出資しているJXミャンマー石油開発が4月29日付で、イエタグンガス田事業を運営するペトロナス・チャリガリなどの共同事業者に共同操業契約上の撤退を通知したという。

ENEOSは撤退の理由について「同国における社会課題への対応を含めた現下の情勢およびイエタグンガス田の評価に基づく事業性などを検討・協議した結果」としている。

撤退による連結業績への影響はミャンマー政府による承認取得後に確定するが、現時点では軽微と見込んでいる。