フランス大統領選 きょう決選投票 マクロン氏か ルペン氏か
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イタリアで勉強しています。一昨日、フランス人の友達とそのご両親(息子の留学先に遊びに来ている)と夕食の場で、フランス大統領選の話になりました。
実際、「ルペンの勝率ってどれくらいなの?」って聞いたら、「45%くらいかな。」って回答されて、驚きました。「それ本当?」って聞き返したら、「そもそも選挙に行かない人が居たり、白票を投じる人も居るから、今回は本当に分からない。。」という話でした。日本でも聞いた事のある政治への関心の低さや政治における人材不足という問題にフランスも直面しているのだなと感じました。
友達のお母さんは「ルペンが勝ったら、フランスから脱出する!」って半分冗談半分本気で仰ってましたが、この大統領選挙は、フランスに限らず、ロシアによるウクライナ侵攻に直面しているEU全体・世界全体にとって大きな転換点となりうる選挙です。
結果を注視していきたいと思います。長期に渡る世論調査で明らかになっているのは、ルペン氏の言辞がどうであれ、その投票者の最大の動機は反移民であること、しかも、その傾向が移民が少ない地域で強いこと、および支持層が固定化していることである。つまり、ルペン氏が何を言おうが、入る票はほぼ決まっているのだ。なので、投票率が下がれば、それだけ善戦する可能性が生まれるが、当選には至らないだろう。いずれにせよ、ルペン氏の「言うこと」を聞いても無駄である。
フランス大統領選が終わると、いよいよEUによるロシア産原油輸入禁止の議論が再開するようです。
https://www.nytimes.com/2022/04/14/world/europe/european-union-oil-embargo-russia-ukraine.html