コロナ予備費12兆円、使途9割追えず 透明性課題
日本経済新聞
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注目のコメント
過去長きに亘って5千億円規模だった予備費が、2020年度第二次補正予算でいきなり10兆円に膨らみました。爾来、何度か同じことを書きましたけど、しつこくもまたもう一度 f^^;
民主主義は政府が国民の合意を得て税金を集め、国民の合意を得て使うプロセスそのものです。真の急場に備えて一定の予備費は必要であるにせよ、使途を定めぬ巨額のカネを行政府が確保して、国民の合意、即ち国会の審議を経ず便利な財布として勝手に使って良いはずがありません。
日経の記事を信じるなら、これは、日本の政治と民主主義の劣化そのものです。コロナ禍に名を借りて積上げた巨額の予備費が政府の便利な財布と化して高止まり、既得権益化することを懸念していたけれど、やっぱりな、と改めて感じます。コロナ禍が一段落したいま、予備費の規模は旧に復して早急に正常化すべきであろうと思います。(~_~;)