【サリー楓】私は弱者じゃない。男らしさの次に求められたLGBTらしさ
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注目のコメント
連載1回目の最終日です!
連載タイトルに偽りのないよう、「読者が知らない、10年後の世界で確実に起きる変化を教えてください」とお願いしました笑
10年後、「LGBT」という言葉はなくなるそうです。
実は私が楓さんに取材したいなと思ったきっかけが、ドキュメンタリーでの「私の声、女性のものに聞こえてますか?」という言葉でした。
みんながLGBTフレンドリーでなくてはいけない、まずいこと言っちゃいけないと配慮した結果、当事者たちを別の角度から不安にさせている……。
本当にやりたいことって、そうじゃないですよね。
じゃあどうすればいいのか、これからどうなるのか。
すごくすごく考えて答えてくださったので、ぜひ記事をご覧ください。日本社会のなかに外国人である私もある意味マイノリティーです。ただし、マイノリティーという言葉自体がどうしてもネガティブなイメージを持ってしまいますが、マイノリティーはマジョリティーが気づかない社会問題と向き合う特別な存在だと私は個人的に思います。
そうか。楓さん、手術をしていないとはこの連載の初めに聞いてましたが。声も男性のままなのか。
活字を読む時って、頭の中で朗読していて、インタビューものは「自分がイメージするその人の声」が響くんですけど、楓さんの声は、どちらかというと女性でした。
(正確にいえば、手術をした人の男性の声が少し高くなった感じ)
やっぱりなんだかんだ言って、見た目の印象って大きいんだなぁ。
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最後に、東大生のように私もタブーなしで言ってみます!
すべての性的マイノリティを包括するSGMという概念。そこに結婚を選ばないことが入るのだとしたら、私も入ります。
自分がマイノリティに区分されるのは嫌だ、と本能的に感じてしまいました。
やっぱりどこか、自分は多数派=「普通」でいたいんですね。
そして、マイノリティって何だろう?って。
ただ数が少ないだけなら、みんな何かのマイノリティですよね。
けどそういう意識はない。
結局、少ないことで不便を被っていることが、マイノリティなのかなと気づきました。
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楓さん、知れてよかったです。
5日間、ありがとうございました!