[ロンドン 12日 ロイター] - 米国の規制当局、商品先物取引委員会(CFTC)は、大手銀行5行に対し、外国為替市場における指標レート操作に関与したとして総額14億ドル以上の制裁金を科した。

CFTCによると、シティバンク<C.N>とJPモルガン<JPM.N>にはそれぞれ3億1000万ドル、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>とUBS<UBSN.VX> にはそれぞれ2億9000万ドル、HSBC<HSBA.L>には2億7500万ドルの支払いを命じた。

英国の当局もまた、同じ5行に17億ドルの制裁金を科した。

CFTCは制裁金の理由として、「一部のトレーダーのポジションを有利にするため、世界の外国為替市場の指標レートの操作を試み、他銀行の操作の試みを助けた」と説明した。