2022/4/17

【悟り】「本当の人生」を始めるために必要なこと

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あなたは、「悟り」という言葉にどのようなイメージを持っているだろうか。
悟りは、広い意味では物事への「気づき」という意味で使われる。仏教では、宗派によって定義は異なるが、生と死を繰り返す「輪廻」から脱するために必要だとされている。
悟りに至るには、厳しい修行や仏教の深い知識が必要だと考える人も多いだろう。
しかし、ミリオンセラー『超訳 ニーチェの言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などの著書がある作家の白取春彦氏は、「それは、大きな誤解だ」と指摘する。
白取氏によると、本当の「悟り」とは、仏教の修行僧だけが体験できるような特別な体験や、「神通力」が得られるようなものではなく、「自分の人生のいっさいを受け入れる」ことができた時に誰もが達する境地のことだという。
ビジネスパーソンとして必死に成功を目指していても、うまくいかない瞬間もある。そんな時は、新しい考え方に触れることが助けになることもあるだろう。
哲学や宗教を平易な言葉で解説することに定評のある白取氏に、悟りの本質や、人生の様々な問題に動じない生き方について語ってもらった。
INDEX
  • 誤解されてきた「悟りの本質」
  • 「すべてを受け止める」生き方
  • 修行よりも「経験」
  • 「本当の人生」の始め方

誤解されてきた「悟りの本質」