2022/4/16

【仏教】SNS、新生活、世界情勢…心の乱れの対処法

Oh Tesun

NewsPicks 金融ジャーナリスト

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悩みが頭から離れない。やるべきことがあるのに、スマホで時間を浪費してしまう。そのような経験はないだろうか。

日本経済が停滞するなかで、仕事で成功することは難しくなっている。また、最近では、ウクライナの悲惨な状況をニュースで見る度に暗い気持ちになる人も多いだろう。

しかし、雑念に振り回されていてばかりでは、自分が本来やるべきことを進めることができなくなってしまう。

それを打破するうえで役に立つのが、2500年前から「悩みの本質」に向き合ってきた仏教だ。

仏教は、宗教色を薄めた「マインドフルネス」という形でも、世界中で人々のストレスを軽減させるための手法として活用されている。

なかでも、現実の問題解決に役立つ仏教の教えを伝えているのが、著書『反応しない練習』（KADOKAWA）がベストセラーになった僧侶の草薙龍瞬（くさなぎ・りゅうしゅん）氏だ。

多くのストレスを抱えた現代のビジネスパーソンに向けて、心の平穏を保つための「5つのアドバイス」を草薙氏が語る。

INDEX

• ① ストレスを正しく理解する
• ② スマホではなく、自分に集中
• ③ 働くだけでも「十分」
• ④ ニュースに惑わされるな
• ⑤ 自分の「輪郭」を保て

① ストレスを正しく理解する

コメント

注目のコメント

• Oh Tesun

  NewsPicks 金融ジャーナリスト

  ・2022年04月16日

  なぜ、日本では幸福度が低いのでしょうか？
  日本の一人当たりGDPは世界24位ですが、幸福度ランキングは54位で先進国の中では低い方です。
  
  この理由について、「宗教への信仰といった信じるものを持たない人が多いからだ」という意見もあります。
  
  経済面も重要ですが、それ以外の物差しがないと、経済的な目標を達成できない時に幸福度が大きく下がってしまいます。
  
  かといって、今から新たに宗教に入るハードルは高いですし、信者を食い物にするような宗教を選んでしまうリスクもあるでしょう。
  
  そういった背景もあり、仏教の宗教色を薄めた「マインドフルネス」の思考法や瞑想で「自分の心を整えたい」というニーズが増えています。
  
  今回の記事では、仏教の教えを現代に合わせてロジカルに紹介することで知られる僧侶の草薙龍瞬氏に、ビジネスパーソンに役立つアドバイスを聞きました。
• 岩本 涼

  株式会社TeaRoom 代表取締役

  ・2022年04月16日

  World Happiness Reportでは2021年日本は56位となっており、先進国の中で圧倒的に低いです。その理由として「Generosity(≡他者への寛容さ)」が90位前後と、指標としてネガティブに働いています。Generosityは利他の気持ちを持ち、社会/他者にどれだけギブをしたか、特にお金をどれだけ寄付したかということが評価基準です。日本はお金的な寄付文化はないと言われるものの、お中元や手土産など、日常的に寄付に値する行為は大変に多く、人や社会に対して常日頃から還元していると思っています。
  一般に世界で説かれる西洋の指標によって自らの幸福度を測るよりも、本記事のように自分自身で何が幸せなのかを考え、日常から利他の気持ちを持って行動していくことが幸福な暮らしをする方法なのかと思います。
• 佐藤 元則

  NCB Lab. 代表

  ・2022年04月16日

  自分の輪郭を知り、「思い」「言葉」「行動」の三つをコントロールすることが大切というのがよくわかりました。
  
  主体性がなく、輪郭の見えない人が多い。そういう私自身も他人から見ると輪郭が薄いと捉えられているのかもしれません。しっかりとした輪郭を作ろうと思いました。