近畿大学が“早慶と並ぶ私大トップブランド”を自称する理由中堅私大の人気格差
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近大は大学教育<大学ビジネスをしていて、投資対効果があるのであれば数百億円の投資もためらいません。その理由としてはそもそも黒字化経営でキャッシュリッチであることが挙げられます。
強烈なブランディング・PRをもとに注目を集め、日本全国受験会場を設けて複数回受験でき、オンライン願書で一回でまとめて複数の学部を受験することができます。そのため、第一志望だけでなく、併願校を選択する際に”まずは近大”という認識が学生、親、教師、予備校の中であると思います。毎年入学志願者数1位を必ずとって、収益を稼ぎ、さらに志願者が増えるように再投資しています。例えば、図書館オープンに500億円投資(500億円=4月の学費1年分)、24時間利用可能な自習室、情報学部の開設など。一度思い切って投資して、その後も継続的にメディア露出するようにPR施策もしっかりしています。
先行投資したものを育てていきながら、常に思い切った投資も継続していく。それがうまくサイクルとして回り続けてキャッシュがあるので、最強のビジネスモデルが完成していますね。近大は広報素材の取捨・優先順位づけがめちゃくちゃうまい印象。その時その時で何か一つは爪痕を残しているイメージがある。東洋もスポーツのイメージは強いけど、オウンドメディアの運用なんかは大学の中で一歩抜けている。
大学にいると「なんでもあるけど、外には何も見えていない」ということが往々にしてある。千葉大も実際いろいろいい素材あるんだよなあ。がんばらねば。