[ロンドン 12日 ロイター] - EMEA(欧州・中東・アフリカ)クレジットデリバティブ決定委員会(CDDC)は12日、ロシアのハードカレンシー(国際通貨)建て国債で不履行が起きた可能性があるか検討する方針を示した。

ロシアは今月4日に期日を迎えた2本の国債の元利払いを契約条件のドルではなくルーブルで行った。

ロシア国債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の買い手は、デフォルト(債務不履行)が起きた際に支払いを受けられる。

この手続きは、不履行の可能性のある事由が発生したかどうか、市場参加者がCDDCに判断を求めることで始まる。

CDDCはこの検討要請を受け入れ、13日1100GMT(日本時間午後8時)に協議を行う方針を明らかにした。