キーウ州のハチ公、1カ月待つ ロシア軍が飼い主女性殺害 ウクライナ(時事通信)
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だめだ これはもうきつい
犬をめぐってはNYtimesの記事で、飼い犬の世話をしなければいけないのでキエフ近郊の町に残った飼い主が裏庭で射殺され、彼の近くに飼い犬たちもまた射たれて亡くなっていたというのもあった。
胸が裂かれるようなその話を読んだ後に、出勤のため近所の道を歩いていると、道路工事の警備のお爺さんが柴犬を散歩中の老婦人を呼び止めて言っていた。
「ここを通られるんですか?実はアスファルトを敷いたばっかりで上を歩いたら熱いかもしれないんです。人間は靴を履いているからいいけど、犬はホラ、はだしだからねえ」
なんて言っててお爺さんの犬への気遣いに感激したんだけど、すぐに悲しい気持ちになった。同じ空の下にあるウクライナの地では、この気遣いや平和さとは真逆の光景が広がっているからだ。
また一方で、秋田犬の主人を殺したのはチェチェン出身のロシア兵の疑いがあると伝えられているが、悪名高いカディロフの連れてきた部隊なのかもしれない。
チェチェンの人々もかつて、今のウクライナの人々のようにプーチン率いるロシア軍に立ち向かった歴史を持つが、彼らの街はいまウクライナの地で見るような徹底的な破壊を受け、市民は虐殺に遭い、反抗の芽も出ないような恐怖政治体制下で長年を過ごし、そして今や新しい世代がプーチンの手先として悪逆非道を行なうに到っていることになる。目まいのするような悪の侵食だ。
「あらゆる武力を捨てよ」という非暴力、非抵抗主義の主張も理解できなくはないが、ことプーチンに対し取れる姿勢なのかというと私にはそうとは思えない。と言うか、可能と考える材料があまりにも欠けている。