[上海 7日 ロイター] - 中国上海市は7日、ロックダウン(都市封鎖)の影響で外出できない住民への食品など生活必需品の配送体制改善に全力を挙げていると述べた。

ロックダウンが実施されて11日目となったが、感染拡大は続いている。7日発表された新規の無症状感染者(6日分)は1万9660人で、過去最多を更新した。

上海市当局者は記者会見で、コメや肉などの生活必需品の備蓄は十分あるものの、感染防止措置の影響で配送に支障が出ていると説明した。事態改善に向け、一部卸市場や食品店の再開、配送体制の増強に取り組むとともに、価格つり上げの取り締まりも実施するとした。