スポーツ教育で子どもに学ばせてはいけない言葉と、学ばせるべき感性
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スポーツに限らず全ての言葉は知らないといけません。
その言葉にはどのような意味が含まれているのか。
発することで聞いた人はどう思うのか。
一度口から出た言葉は取り返さないですし、知らぬ間に傷つけているかもしれません。
周りの大人(親)のめんどくさいという怠慢で
「学ばせない」という動きになってはいけません。スポーツの本質的な価値について分かりやすく語られている、日本スポーツマンシップ協会の中村さんへのインタビュー記事です。
ここで語られている本質を理解する人が増えると、自然とより良い社会が形成されていくことに繋がっていくものと思います。競技スポーツにおいて、勝利を目指し全力を尽くすことは当然です。
では、近年議論になっている勝利至上主義とは何か?
それは『大人が子どもを使って、子どもの未来より目の前の勝ち負けを優先している』ことが問題だからです。
子どもは勝利するために全力を尽くします。
それは当たり前ですし、素晴らしいことです。
それを教育的に、時には身体の成長や健康面を優先してコントロールするのが大人の役目です。
全員がそのスポーツに夢中になり、技能の向上も含め公平に成長機会を与えるのが指導者の役割です。(同じ時間や回数を徹底する平等は無理でも、一定の機会を全員に与える公平なら可能なはず)
未成熟な子ども達をその時点でふるいにかけ、自発的な言動よりも勝率を上げる戦術を徹底し、ミスや敗戦を咎める。
そんな指導は、プロスポーツに憧れる大人のエゴです。
そこで成長する子どもがいないとは言いませんが、一定数の脱落者やスポーツ嫌いを産み出してしまいます。
何のために子どもにスポーツを指導しているのか。
どうして子どもにスポーツをさせたいのか。
お子さんを取り巻く大人達がもっと社会に耳を傾け、真剣に議論してほしい。