2022/4/6

【週休3日】「金曜はオフ」を満喫する人が急増中

INDEX
  • 日曜と見まがう平日の風景
  • 金曜の昼から誕生パーティー
  • 32%の雇用主が週休3日を採用
  • 金曜の午後は「フェイクワーク」
  • 金曜はメールもSlackも不可
  • 「心の健康」のために減給を選ぶ
  • 「週休2日で足りないのは明白」

日曜と見まがう平日の風景

3月の、ある暖かい日のこと──金曜日の午後2時という時間帯にもかかわらず、ニューヨーク・マンハッタン区のウエストビレッジは大いににぎわっていた。
クリストファー・ストリート・ピアにある芝生の広場は、ピクニックを楽しむ人々で満員状態。ハドソン川沿いの遊歩道も多くの人でごった返し、人混みをかき分けるのに苦労するほどだ。
ハドソン・ストリート界隈では、レストランがウェイティングリストを用意したり、バーに行列ができたりと、普段はもっと遅い時間にならないと見られないような光景が展開されていた。
犬を連れて散歩中の女性が、友人にこう尋ねている。「みんな、金曜日にはもう働かないの?」
エッセンシャルワーカーやブルーカラーの人々には無縁の話だが、彼女の問いに「実はそうなんです」と答えられるラッキーな人々は、このところ増えつつある。
(Orbon Alija/Getty Images)

金曜の昼から誕生パーティー