「理研600人リストラ」に中国人ITエンジニアは「不思議です」と繰り返した（NEWSポストセブン）
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資源大国でもなければ食料輸出大国でもない国が頭脳を放棄し続ける愚かさ。
「日本は優秀な人がとても安いと思います。なぜ辞めさせるのですか」「優秀でない人が安いのは当たり前ですが、日本は優秀な人も安い」「技術も経験もあるのに安くて、何にもない若い人を欲しがり」「優秀な人が安かったり辞めさせられたり」する日本。
終身雇用、強すぎる正社員の法的権利、共産国もまっ青の「平等主義」は、相対的に優秀な人を冷遇し無能者を厚遇する構造にならざるを得ない。
その「平等主義」の行く末は「亡国」に成りかねない、という警鐘。
「不思議なのです。欲張りな中国なら放っておきません。それだけの技術や研究の蓄積が一個人にあるのは、まさに宝です」
「日本はまた何百人も研究者を辞めさせる。それを中国が手に入れるなんて申し訳なく思います」
「日本は研究者もエンジニアも人権ないですね」
「中国は日本人研究者や技術者のおかげで大国です。本当にありがたい話です」
中国人からの痛烈な皮肉。
「中国には人権がない」と嘯く前に、人材投資をしない日本の人権のなさを自覚しなければ。
「日本はどうかしてます。優秀な研究者をクビにすることは、他国に渡すのと同じです」
理研の8割は非正規だそうだが、今回雇い止めとなる600人の中には研究主宰という国の「宝」クラスも多数含まれているという。
自動車、精密機械、重電、通信、鉄道、鉄鋼、農業、エンタメ、ありとあらゆる分野で
日本で「不要」とされた「宝」が中国に流出した結果として、例えば、
『ハイアールが三洋電機を吸収して世界最大の白物家電メーカーとなり、マイディア（美的集団）は東芝の家電事業を、レノボ（聯想集団）はNECや富士通のパソコン部門を吸収して成長した。日本の新幹線は中国の新幹線として走り、日本の造船技術は中国のコンテナ船となって世界を駆け巡る。』
＞誰が売ったのか、誰が教えたのか、怒ったところでそれをしたのは私たちの国、日本である。
＞アメリカや中国は優秀な研究者なら金も環境も惜しまない。アメリカはともかく、中国は優秀でない人にはとことん冷たいが、優秀な人には十分な額と待遇を用意する。
愚かすぎるよね。
既に亡国は始まっている。「日本は優秀な人がとても安いと思います。なぜ辞めさせるのですか」「日本はどうかしてます。優秀な研究者をクビにすることは、他国に渡すのと同じです」
まさに。合理的に考えればすぐわかる。
