ウクライナ“ティンダー”戦争──戦時下のマッチングアプリで何が起こっているのか?
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ロシア兵が、砲弾落とす先のウクライナ女性にメッセージ送り、隊の居場所がわかる等々、戦争の狂気を垣間見た気がします。一方でロシアの比較的教養ある若者の意見は、プーチン体制の根の深さも感じます。
多くのSNSが禁止されている中、まだ利用可能なTinderを使ってロシア人男性に取材を心みたジャーナリストの記事。これは凄く興味深い。多くの中産階級ロシア人男性はロシアの現状や未来に悲観的でもなく、プーチンに否定的でもなさそう…
私たちは、自分自身や子供たちに向かって、SNSを信用しすぎてはいけないよ、使いすぎは、自分の考えや世界の見え方が狭まり、悪い方向の純化を招きやすいんだよと、と説き続けているよね
その一方で、ロシアの若者はSNSからの情報を見ているから、ウクライナ侵略の真実を知っているはずだと、彼等彼女等の行動が、いずれはロシアを間違いから正すだろう、という期待を語っているよね
この相矛盾した考えを持って、それを不思議と思わないならば、あなたは自分自身がプロパガンダの中に絡め捕られているかもしれないことを疑うべきなんだ
ロシアの多くの人々は、タタールの頸木以来の性向なのか、他国民や他国メディアを信用していないし、西側から数十年に渡って悪の帝国扱いをされてきた歴史を忘れていないし、自らの民族的偉大さを信じたがっているし、その偉大さを保つためならば、他者に暴力を振るのを躊躇うべきでないと思っているし、周辺国を傀儡化してでも、ロシア本国を敵性国家から守るための防壁とすることに罪悪感を持ってもいない
この記事は、ロシアのTinderを日常的に使い、現在の状況下で他国の女性とのコンタクトを厭わない、そんな若者達を対象に調査した報道なので、いわゆる限定された環境を拡大解釈してしまうものかもしれないが、私のロシアに対す印象、いまだに家父長的というか、他者から縄張りを守る男性的な考えと性向が強い、そんな印象と一致している