金融庁保険課長「外貨保険、KPIで透明性確保」
日本経済新聞
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外貨建て保険が本当に儲かるのか、手数料とリターンはどの程度なのかを見える化するのはとても大事ですね。そもそも顧客が商品性について完全に理解しているのか疑問に思っています。為替市場の動きに左右される保険って、いるんですかね。以下、引用です。
「外貨建て一時払い保険の実態の『見える化』を狙っている。1月に細かな定義や報告用のフォーマットを公表した。KPIは2つあり、保険顧客の何割が利益を得たのかを明らかにするための指標『運用評価別顧客比率』と、コストに見合った成果を上げているかを測定する『銘柄別コスト・リターン』だ。今般の共通KPIの導入に加え、「重要情報シート」の導入や外貨建て保険の販売資格制度の運用が始まり、販売時の負担が増すばかりとの販売会社幹部の声も聞かれると、以前の報道で読みましたが、一時払い保険の場合は、支払われる保険金は、(多少上乗せがされるのもありますが)ほとんどは当初に自分が払ったお金であり、「保険」という言葉が本来持つ保障の意味合いは小さく、資産運用の側面が強いので、他の投資商品とのコストや利回りの比較が重要ですし、適切な説明ができる販売の育成も重要かと思います。
販売会社にとっては、負担の増加と考えるかもしれませんが、本当に保険である必要があるのか、また、外貨建てである必要があるのか、などしっかり納得していただき、一方、顧客サイドも、高い手数料も保険だから仕方がないではなく、手数料に見合った商品なのか、本当に必要な商品なのか、しっかり考えたうえで加入することが、お互い良好かつ長い取引関係構築につながっていくのではないかと考えます。