■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 121.88/90 1.1126/30 135.61/65

NY午後5時 122.84/87 1.1085/89 136.21/25

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の121円後半。時間外取引での米長期金利の低下を背景に、ドルは午前中は軟調な展開となった。正午過ぎに日銀の黒田東彦総裁が首相官邸入りしたと伝わると、円安けん制への警戒感からドル売り/円買いが進行。ドルは 一時121.32円まで下落した。ただ、その後の黒田総裁の発言から円安けん制スタン スはみられず、再びドル高/円安基調となった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28027.25 -225.17 28250.80 27736.27

─28281.45

TOPIX 1967.60 -24.06 1980.01 1949.87

─1982.59

東証出来高(万株) 140442 東証売買代金(億円) 34315.09

東京株式市場で日経平均は反落。朝方は、米株高を受けて配当落ち分の約236円を埋め切ってプラスになる場面があったが、外為市場でドル安/円高が進んだことを嫌気して輸出関連株を中心に売り優勢に転じ、全体的に伸び悩む動きとなった。ただ、押し目を買う意欲が強く、引けにかけて戻り歩調となり、理論値との比較で実質的に小幅高の水準で大引けた。

東証1部の騰落数は、値上がり715銘柄に対し、値下がりが1399銘柄、変わらずが55銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.004

ユーロ円金先(22年6月限) ───

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは前営業日(マイナス0.004%)から横ばい。「引き続き、地銀の調達ニーズが旺盛との地合いは変わらない」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。

<円債市場> 

国債先物・22年6月限 149.54 (+0.51)

安値─高値 149.30─149.88

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.215% (-0.030)

安値─高値 0.235─0.210%

国債先物中心限月6月限は前営業日比51銭高の149円54銭と8営業日ぶりに大幅反発して取引を終えた。日銀によるオペの増額や臨時のオペの実施を受けて、朝から堅調な展開が続いた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比3bp低下の0.215%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.15─0.05

3年物 0.18─0.08

4年物 0.21─0.11

5年物 0.25─0.15

7年物 0.33─0.23

10年物 0.44─0.34