[北京/ワシントン 29日 ロイター] - 米国のアフガニスタン担当特別代表、トム・ウエスト氏が今週、中国、ロシア、パキスタンの代表らとアフガン情勢を協議する。中国外務省と米国務省が29日発表した。

米国務省報道官は、中国東部の安徽省屯渓で開かれる協議に、中国がイスラム主義組織・タリバン暫定政権の代表も招いたと理解していると述べた。

中国外務省の汪文斌報道官によると、同国でアフガン問題を担う岳暁勇特使が会合を主催する。

今回の協議は、安徽省で30、31日にアフガン近隣国の外相会合が開かれるのに合わせて行われるという。

外相会合は中国の王毅外相が議長を務め、アフガンのムッタキ外相代行のほか、パキスタン、イラン、ロシア、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、インドネシア、カタールの外交関係者が出席する。