新規上場に逆風、1~3月8年ぶり低水準の15社
日本経済新聞
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取材頂き今朝の日経新聞・朝刊でコメントを掲載頂きました。
SaaSなど先行投資型企業が、上場後も成長投資を継続していくため、
①PLで投資判断する(赤字を嫌がる)個人投資家や一部の国内機関投資家ではなく、海外機関投資家の比率を高めること
②上場後の株価の重石となるオーバーハング懸念を解消すること
などを目的にIPO時に
▼VC等に売出に協力してもらいオファリングサイズを確保
▼旧臨報方式を活用し、海外投資家を呼び込む
というのがここ数年の成功パターンでしたが、この方法はVC等にリターンを提供できるから可能であり、上場グロース株のバリュエーションが切り下がり、IPO時の売出価格でリターンを昨年までのように提供できなくなっている足元の状況では難しくなっているというのが実情です(そして海外投資家の日本のグロース株へのアペタイトもとても減退している)
これが一時的な事象か、それとももうルールチェンジしてしまったのか注視しています。