[東京 26日 ロイター] - 経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)は26日の臨時株主総会で、資本金を1億円に減資する議案が可決されたと発表した。

資本金約2151億円と資本準備金約246億円をその他資本剰余金に振り替え、約2881億円の累積損失を解消する。減資の効力発生日は3月31日。

同時に3月4日付で新株予約権が行使されたことに伴い、資本金および資本準備金の額がそれぞれ55億4000万円増加したため、同額分を合わせて減少し、その減少額全額をその他資本剰余金に振り替える。

資本金1億円以下の法人は税務上では「中小企業」と扱われ、一定の優遇措置も受けられる。