[ジッダ 25日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第2戦、サウジアラビア・グランプリ(GP)は25日、ジッダでフリー走行2回を行い、フェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が最速タイムをマークした。

ルクレールは2回目に、この日の最速となる1分30秒074を記録。昨季王者のマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル)が0.140秒差の2番手、カルロス・サインツ(スペイン、フェラーリ)が3番手に続いた。

個人総合優勝7回を誇るルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は2回目に5番手。アルファタウリ勢の角田裕毅は10番手、ピエール・ガスリー(フランス)は12番手だった。

なおアストンマーチンは、新型コロナウイルス検査で陽性となり開幕戦を欠場したセバスチャン・フェテル(ドイツ)が今レースも欠場すると発表。代わりに同胞のニコ・ヒュルケンベルグが出場する。

一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派は25日、主要F1スポンサーの国営石油会社サウジアラムコがジッダに所有する石油施設に攻撃を開始したと表明。これを受け、フリー走行の2回目が15分延期されるなど開催が一時不透明な状況となったが、主催者は27日の決勝まで予定通り観客を入れて行うと発表した。