EU「脱ロシア依存」へ布石、米がLNG供給拡大 エネ市場逼迫に対応
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別記事にも書いたが、駐米英国大使によると、まずボルチモア港LNGターミナルから英国経由でガスをヨーロッパに転送することになったそうだ。ただ、ただ、LNGは、-162°Cに冷却して液体にした上でタンカーで海上輸送されてヨーロッパに運ばれるため、米国からの輸入だけでは苦しく、カタールからの輸入も注目されている。
短期的に現在契約しているガスを欧州に振り向けるということは難しく、中長期的にはLNGで持ってきても欧州の授受施設が足りないので、ロシアのガスの代替も簡単ではない。当面ロシアへの依存が解消される見込みはない。
脱炭素で誰もお金を貸してくれないし、石油燃料は売れなくなるので、採掘のための設備投資をしていない。
だから急に欲しいと言われても増産は難しい。
それもこれも欧州が脱炭素をサステナブルな計画で進行していないから。
そのツケが今回モロに露呈した。
上手くいかないから原発をクリーンなエネルギーと認定したり、結局は理念ではなく自己を有利にしたいだけだった事が露骨にバレバレになってきている。
理念で脱炭素をやるなら節電して頑張るのも一つの手だと思いますがね。
日本と比べて不自由を許容する世界ですから、日本と比べたら全然やりやすいと思いますよ。