(ブルームバーグ): 米配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズは、「イエローキャブ」として知られるニューヨーク市のタクシーを同社アプリに組み入れる。こうした提携は米国内では初めてで、ドライバー不足と料金上昇圧力の緩和を目指す。

24日の発表資料によればウーバーは、NY市タクシー・リムジン委員会の技術面でのパートナーであるクリエーティブ・モバイル・テクノロジーズならびにカーブ・モビリティーと提携することで合意に達した。クリエーティブ・モバイルとカーブ・モビリティーが提供するアプリ「カーブ」と「アロー」は、NY市のタクシーアプリとして広く展開しているが、今後はウーバーのアプリからタクシーの手配が可能になる。

今春から試験的に運用を開始し、夏には範囲を拡大する見通し。発表を受けてウーバーの株価は上昇、一時5.7%高となった。

原題:Uber to List New York Taxis on Its App in New Alliance (1)(抜粋)

 

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