[21日 ロイター] - 中国インターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)傘下のテンセント・ミュージックは21日、ニューヨーク証券取引所に続き、香港取引所への上場を目指すと発表した。

上場の規模や時期は明らかにしていない。ブルームバーグ・ニュースは2月、規模は50億ドルで、早ければ年内に上場する可能性があると伝えた。

合わせて発表した第4・四半期決算は、総売上高が8.7%減の76億1000万ドル。リフィニティブの市場予想と一致した。音楽配信部門が4.3%増加した。

一時項目を除くと、利益は1米預託株式(ADS)当たり0.5元で、アナリスト予想と一致した。

一方、同社最大の収益源は利用者がコンサートなどをライブ配信できるソーシャルエンターテインメントサービスだが、同部門などの売上高は47億3000万元(7億4200万ドル)で、15.2%の大幅減少。有料会員が16.7%落ち込んだ。

これを受け、株価は時間外取引で9%超下げた。