2度の転職→インドで動物病院を開業「未経験でも結果を出す」仕事術
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インドで動物病院グループを開業しているA’ALDA(アルダ)代表の奥田昌道さんは、野村證券の営業→ペット専門メディアの事業開発に、そこから病院経営へと2度の転身を果たしています。
どれも未経験からのチャレンジですが、どうやって業界知識や必要な知識をキャッチアップしてきたのか。この点にフォーカスして取材をしてきました。
たくさんのヒントがあったものの、特に印象的だったのが、記事後半に記してある「得意・不得意と、好き・嫌いをマッピングして自分を理解する」というお話。
中でも、「嫌いだけど得意なこと」をやらない人が多すぎるので、この領域を若いうちに我慢してでもやったほうが「その後の選択肢が広がる」とのことです。
一般的には「好きを仕事に」という空気感がある中、嫌いだけど得意なことを「意識してやってみる(注:これをやり続けようという話ではありません)」のも大切というのは、ちょっとした教訓でした。20代でインドで動物病院グループを作るーー。それも、獣医師なわけでも、病院経営を知っていたわけでもないのに。そんな未踏の領域を開拓する奥田さん。野村證券で鍛えた営業力はあったもののマーケティングも素人。しかし、持ち前のキーパーソーンを魅了する力を発揮し、国際的女性獣医を巻き込み、そして野村證券時代の上司までスカウトしてしまい自分の右腕にしてしまったという行動力がすごい。
奥田さんと話していると、決して「知ったかぶり」はしない、その素直さと、自分を人生の窮地から救ってくれた動物に恩返ししたいという思いが伝わってくるんですよね。人を巻き込む能力を鍛えたい人、未経験の領域に飛び込んでみたい人、必見の記事です!"20代の人に何か伝えられるとしたら、こだわりを持たない大切さを伝えたい"という言葉がとても印象的でした。
今回取材した奥田昌道さんは現在、インドで動物病院を開業し、アジア全域で事業を展開する、アルダの代表を務めています。
といっても、最初から経営の経験や海外での人脈があった訳ではありませんでした。
ただあったのは、「動物と人が幸せに暮らせる社会を作りたい」という強い想いだけだったそうです。
そんな奥田さんに、プロ選手を目指す野球少年から、インドで動物病院事業を立ち上げるまでの道のりと、未経験の領域でも成果を出し続けられる理由を聞きました。