世界経済、侵攻で低下が92% 米エコノミスト調査
コメント
注目のコメント
IMFのグローバル経済予測などから見ても、経済的なコロナショックは2022年中には終息し、通常のファンダメンタルズを意識することとなる中で、後遺症とも言えるのが供給制約によるインフレの動向です。
このインフレは世界同時的に加速している一方で、コロナからの立ち上がりはオミクロン終息の時期によって差が出ています。
この差が、後遺症の軽重を決める要因になります。
例え軽重があっても、経済活動再開によるインフレの範囲内であれば、その経済回復力でカバーすることができるでしょう。
しかし、この良いシナリオに暗い影を落とすのが、ロシア制裁です。特に欧州では、単に資源の代替調達という問題だけでなく、フィジカルに難民問題をも抱えてしまうことで、経済成長なき、インフレ、つまりスタグフレーションの懸念が高まってきています。
2022年は欧州を端に発するスタグフレーション懸念について注視していく必要が出てきました。