【人気】生態系を守るため作ったアプリ、黒字化の秘密
コメント
注目のコメント
社会事業やサービスは、最終目的は社会課題や環境課題の解決であったとしても、まずはユーザーに対して「どう使ってもらうか」の入り口設計が非常に重要だと思います。
理念や目的だけ先行して打ち出したとしても、ユーザーが使い続ける良さがなければスマホの中に残っていけないことを実感します。
>『バイオーム』は環境保全のために作りましたけど、最初から『環境保全のためですよ』って言われても、多くの人には刺さりにくいんじゃないかなって思ったんです。
まずフロントで使ってみたい要素を押し出し、ユーザーが楽しんで使い続ける仕組みづくりをし、裏側でしっかり課題解決につながる仕組みを構築する。この両面が社会事業の肝だと思います。気になる動物や植物の写真を撮ると、その名前が調べられて、しかもコレクションできる。そんな、まさにリアルなポケモン図鑑を開発した、京都のベンチャー企業「バイオーム」を取材しました。前編です。
代表の藤木さんは、MITテクノロジーレビュー(日本版)主催『Innovators Under 35 Japan 2021』において、未来を創る35歳未満のイノベーターの1人に選出されています。
どのお話もすごく興味深かったのですが、俯瞰するとちぐはぐなくらいがちょうどいいという「生態系にもとづく組織論」が個人的にツボでした!京都は面白い取り組みをしているスタートアップ企業が多い印象です。こちらのバイオームも、環境保全を持続的なビジネスにするという難易度の高い試みを成功させようとしています。課金も広告もないのにも関わらず…。このビジネスモデル、もっと詳しく聞きたいですね。
記事の後半にある、藤木さんの環境保全に関心を持つようになった経緯と研究者としての経験も興味深いです。
NewsPicks +dは、独立した編集部がオリジナル記事を制作。丁寧な独自の取材で、地域の身近なビジネスのストーリーや、ビジネスパーソンの学びにつながる情報・ノウハウなどをお届けします。