「ウクライナ勝てませんよ」「無駄死にしてほしくない」 テリー伊藤がウクライナ人に発言...口論に
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これ、radikoで聴けたので聴いたんだけど、
ここで起きているすれ違いの根本は、
プーチンに対する信頼の有無じゃないだろうか
テリーはじめ降伏や譲歩を勧める日本人は結局のところ、
プーチンをある程度信頼しているのではないかと思う
だから、ウクライナが大統領をすげ替えて、
親ロシア政権を作って、NATO加入を諦めて、
軍を解体して非武装化すれば、
とりあえず国体護持できるし、
ウクライナに平和が戻ると信じているように思う
端的に言うと彼らは、
降伏=ウクライナ滅亡の危機だとは考えていないし、
終戦後さらに非人道的なことが起きるとも考えていない
だから、降伏すれば一般人の命は守られると考えている
そんなふうに感じる
一方、ウクライナ人はプーチンを全く信頼していない
そのため、降伏=ウクライナ滅亡の危機だと考えている
そして、過去に自分達が受けた困難の歴史から、
降伏した場合には降伏後も長期にわたって、
自分達一般人の命が脅かされることを危惧している
そんな感じなのではないだろうかと思う
だから彼らウクライナ人は自分の家族を、
親や子どもの命と暮らしを守るために、
自らの命を懸けて戦うのではないだろうか
それがたとえどれだけ絶望的な戦いであろうと
ここの認識にきっと大きな齟齬があって、
話が噛み合わないのではないかと思う
おれは全く詳しくないので何が正しいかはわからない
プーチンが実際どんな行動をするかもわからない
ただ改めて思うのは、
自分の考えを客観的だと思うのは危険だなということ
人は自分の経験・知識をもとにものを考える
私たちは、侵略を受ける困難を自らのものとして知らない
つまり、私たちが客観的に考えたつもりの意見は、
「困難を知らない」幸運な人の意見なのだ
バイアスがかかっていることは自覚しとくべきなんだろう
そんなことを思った
ちなみによっくさんの仰ることもすごくよくわかる…
おれなら、家族といっしょにとにかく逃げたい
だから、成人男性の出国を認めないウクライナ政府に文句を言う橋下徹の意見には賛同できる部分も大きい
うん、きっとどうにかして逃げるだろうなあおれは…
注目のコメント
この方が何なのか、どうなのかは知らないし興味もない。
だが、もし日本が攻め込まれた場合、祖国を守るために立ち上がる人が必ずいる一方で、きっと祖国を売る人も出てくる。そういう人たちの論理はおそらく「死ぬよりはマシでしょう」だ。そしてそれが通用してしまった場合、生きている人たちは「死んだ方がマシだった」と思う境遇に無期限に晒されることになる。そもそもロシア周辺国の人々の肌感覚が、我々日本人と違うことをまず認識すべきでしょう。大国に蹂躙された歴史を持つ国々は、生きていくために戦うか、屈服するかのどちらかを選ばざるを得ません。どちらにしても相当な犠牲が強いられるわけで、四方を海に囲まれ、太平洋戦争後のGHQの占領以外、外国に武力で主権もろとも支配された経験がない日本ではなかなか理解しづらい感情です。
以前からNPでコメントしていますが、こういったことは高校の世界史レベルの歴史知識で理解できることです。いま注目の地域や情勢を理解するならば、まずは高校世界史レベルの内容をおさらいすることをお勧めします。
ちなみに、世間ではウクライナ戦争は第三次世界大戦の序章のような評論が見られますが、私は第一次世界大戦の後片付けと認識しています。ウクライナが歴史上本格的に民族自決で西欧型政体を選択しようとする動きを、ロシアが強大な軍事力で壊滅させようとする。行動論理が第一次大戦までの帝国主義そのものと言えるでしょう。
ちなみに、インテリジェンスの世界では、地理地形の他、歴史や国民性、気候、風土などを総合して「地誌」と称しています。言い換えれば「作戦環境」であり、その理解が作戦の第一歩となります。地誌情報は一朝一夕で収集処理できるものではなく、平時からの不断の活動の積み重ねで作られるものです。我々は直接軍事活動にタッチする立場ではありませんが、不断の生活においても、歴史や文化を学ぶことは、個人の教養を高める「地誌情報」になります。専門家になる必要はないですが、せめて相手と同じ土俵で話ができるぐらいの基本的な教養と情報を身につけてから議論することが、相手に対する礼儀です。
こちらの記事はとても参考になります。
https://mamor-web.jp/_ct/17470647ウクライナがロシアに降伏したら、かつての日本がソ連にされたのと同じように、何十万人もの国民がシベリアに連れて行かれて強制労働させられ、虐殺される懸念がある。南樺太や北方領土はソ連に占領され、住んでいた日本人は追い出されてサハリン州に併合された。テリー伊藤さんぐらいの世代の文化人は、なぜかソ連の対日侵略行為を知らないふりをする人が多い。