シャープ、4年ぶり中間最終黒字 営業利益は計画未達
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Xiaomi向けにあれだけ出荷してもIGZO/HD720液晶パネルで1枚16ドルくらいだからなあ…6ヶ月で1000億円ということは全てがXiaomi向けではないとしても紅米は中国で大ヒットしてる計算になる。単一機種としての売上ではiPhoneに次ぐ規模になってると思われる。モメンタムでは完全にGalaxy S5、Note4を凌駕してるはず。
過去、亀山のG8を小型用に転用し始めた時はかなり懐疑的だったが、結果的には今年はシャープにとってはそれがプラスに出ており、LGDやJDIと互角以上に渡り合えている要因になっている。液晶パネルはやっぱりキャパシティ確保ありきのビジネスなのだよなあ。きちんと稼働確保出来るかははっきり言って博打に近い。
シャープ全体として大事なことは液晶パネル一本槍から早く脱することだよね。液晶パネルや太陽電池は需要が変動しやすく、ここに経営資源を集中させるのは専業でない限りはよろしくない。ま、それで過去日本のメーカーは負けてきたのだからさっさとJDIに売り渡せばよいのになあ…
富士フイルムとの対比で考えると業態転換するにはシャープの液晶パネルは世の中でインフラ化し過ぎてる。XiaomiやiPhoneのような特需が無くても一定の基礎需要はあるのよ。シャープが突然撤退すると困るメーカーも沢山ある。利益も出る。フイルムカメラがなくなる！という富士フイルムほどの危機感は無いのかもしれない。
あと、一つ指摘しておきたいのはかなり上期の利益を嵩増しするために在庫作ったのではないか？ということ。下期はどうなるかな…？ソニーが中国産スマホに苦しめられ。
かたやシャープは中国産スマホで伸びる。
このコントラストが面白い。
