10年先が見えないNISAの制度設計
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注目のコメント
NISAの問題点は、参考にした英国ISAのメリットを一部除外して導入したことでしょう(下記リンク参照)。特に制度が恒久化されていない事が一番問題。
記事ある「非課税期間5年の先にある課題」の表の解説が本文中に見当たらないのですが、Kasakawa Kenji様のコメントにその解説と問題点が指摘されています(表の赤字の課税1・課税2の部分)。恒久化されていないために、NISAを利用しない方が課税額が少なくて済むという本末転倒な事態。
また、本文には「リバランスができない」とありますが、正確には「リバランスがやりにくい」でしょうか。
例えば、2014年に毎月3万円を1年間積立てた場合36万円になりますが、この規模のポートフォリオのリバランスなら追加額は4万円程度です。5年後に運用益が5万円でて併せて45万になったと仮定して、そのままロールオーバーさせても2019年の非課税投資上限枠は55万残ることになるので、この範囲で積立て・リバランスが充分可能でしょう。
換言すると、これより高額な積立てをするとNISA口座内でリバランスするのは難しいと思います。
【追記】
下記リンクは冨田和成様のZUUのものです。分かりやすかったので参照させて頂きました。
「イギリスISAとの比較から学ぶNISAの制度の問題点」
http://zuuonline.com/archives/15169