洪水特化のパラメトリック保険FloodFlash、日本進出へ———創業者に聞いた、水害大国の市場可能性
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保険会社はロスアジャスターの費用削減でき、ユーザーは迅速に保険金給付を受けることができるウィンウィンなパラメトリック保険。日本でも昨年、東京海上が地震保険分野でEQuickを開始しています。データポイントが急速に増える中、保険業界においてもデータを活用する流れが来ています。
ロンドンのスタートアップFloodFlashがシリーズAの調達資金で日本進出してくるそうです。投資家にはソニーフィナンシャルベンチャーズ(グローバル・ブレインとの共同ファンド)やMS&ADインシュランスホールディングスのCVCなどが出資しました。
アメリカに次いで世界で2番目に洪水被害を受けている日本の保険適用率が低いところを狙っていると。類似のスタートアップでは、2020年にSOMPOホールディングスが米One Concernに出資し、日本展開を支援しています。同社は災害科学とAI、機械学習を組み合わせて危機管理対応者の意思決定をサポート、被害を最小限にするサービスを展開しています。
One Concern、SOMPOホールディングスと戦略的パートナーシップを締結
https://oneconcern.com/jp/news/one-concern-sompo-partnership/パラメトリックはCFの観点からは被保険者のメリットがありますが、グループ経営をしている被保険者は伝統的な保険と異なり、費用とベネフィットの分担が困難となる事も考慮が必要です。