[パリ 29日 ロイター] - フランスの大手製薬会社、サノフィ<SASY.PA>の取締役会は29日、クリストファー・ヴィーバッハー最高経営責任者(CEO)を解任した。

CEOと取締役会との関係悪化が原因という。発表によると、後任が決まるまでは、セルジュ・ワインバーグ会長がCEO職を兼務する。

会長は電話会見で、後任候補とはすでに接触していると述べた。

取締役会は声明で「ヴィーバッハー氏のCEO職を解くことを全会一致で決定した。ヴィーバッハー氏は取締役も辞任した」としている。

同氏が進めてきた国際事業拡大戦略は今後も続けるという。