[ウィーン 2日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は5日にテヘランを訪問する。イラン通信社Nournewsが報じた。イラン核合意再建協議がまとまるとの期待が高まっている。

核合意再建に向けた協議は大きく進展しているが、イラン当局者がロイターに明らかにしたところによると、イラン国内の古い施設でみつかったウラン痕跡の扱いを巡り双方の溝が埋まっていない。

Nournewsは情報源を特定せず「グロッシ氏の訪問がIAEAとイラン政府の安全保障関連問題の解決に向けた行程表達成を支援すれば、ウィーンの核合意再建協議は後押しされる」と伝えている。