アブラモヴィッチ氏、チェルシー売却決断を表明「最善と考えた」 売却益は戦争の犠牲者支援へ
サッカーキング
220Picks
コメント
注目のコメント
売却益を犠牲者支援に充てるとのこと。
犠牲者というのは、被害を受けたロシア軍人だけでなく、「戦争におけるすべての犠牲者」が対象らしい。
母国が侵略を進める真っ只中で、相手国の犠牲者も支援するという声明を出すのは、なかなか出来ることじゃないし漢気を感じる。この方は、おそらく墓場まで持って行く類の話が山ほどあるだろう。若くして政商として成功してしまったがばかりに、引き換えに自分の運命を自分で決められない人生になってしまった。
そんな中で唯一、彼が自分の思い通りにできて、生きがいを感じたはずなのが、このチェルシーフットボールクラブの存在だ。最初はビジネスやいろんな目的もあっての買収だったと思うが、ある時から純粋なサッカー好きオーナーの表情に変わった。ロシア人/オリガルヒと一括りにされますが、例えば華僑のアメリカ人が中国人であり続けるように、ユダヤ系(でイスラエル国籍を取得している)の彼は一口で語れないと思います。
ユダヤ人として、ウクライナの「ナチ化」を防ぐ、というプーチンの侵略に関する大義名分は、ナンセンスに聞こえるを通り越してはらわたが煮えくり返るのではないでしょうか。
プーチン大統領と悪くない関係を保ったこともあり、立場上大っぴらな反対意見は言えないでしょうが、「ウクライナの戦争で犠牲になったすべての人々」を支援する財団というのは、そういう意味で抗議も込めていると思います。