スシロー・くら寿司・はま寿司の経営戦略を徹底比較、最強の回転寿司チェーンはどこ?
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スシローとくらが近くにあります。スシローはエンターテイメント性で、くらはネタの良さに特色があるかな。ファミリーなら前者、友人と話しながらなら後者、という使い分けをしています。
3強なのか2強なのかは別問題として、日本の大手外食プレイヤーとして、グローバルで最もポテンシャルが高いのが回転寿司を生業とするスシローさんとくら寿司さんだと思います。
暫くはこの2社が覇権を争うことになると思いますが、現時点ではスシローさんが一歩リードしているイメージを持っています。
同業態は、原価率が高く、これまでは如何に効率化することが勝負の決めてとなっていましたが、生産性の向上も一定のレベルまで到達すると、そこに大きな優劣の差は生じなくなります。
あとは如何にして顧客満足度を上げ、且つ利益を出していくかに重心が置かれて行きますが、ブランドイメージ(価格レンジ)からも、食材高騰を吸収しやすいスシローさんが、適正利益を確保しながら、順当に事業伸長をしていくのではと考えています。
記事の通り、FL率が外食として重要なファクターとなりますが、粗利ミックスの手法で非寿司のメニューを増やして、食材原価を抑制し過ぎると、業態の整合性を失ってしまいます。
寿司業態としての整合性を担保しながら、更に成長して行くには、やはり価格設定の面で融通が効くスシローさんに軍配が上がるのではないかと思う次第です。