【解説】世界最大のデジタルバンクの決算が、勉強になる
NewsPicks編集部
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以前、株の運用会社で顧客のコホート分析をしていました。数万人の顧客がそれぞれ数百~数千日の資産変動履歴を持っているので、データ個数は軽く億を超え、当然エクセルだと開くことすらできないデータ量です。
一生懸命「R」でコードを書いて計算させても、手持ちのノートパソコンのメモリを超えて計算が止まったり、大変でした。
ヌ―バンクは5000万人を超える顧客を持ちながら、整理整頓されたIRをしています。上記のようなコホート分析もエレガントにグラフィック化しています。記事中に紹介した、すくすく育つムラサキサンゴはぜひご観察ださい。
注目のコメント
短期ガイダンスを開示をするか否かは大きなメッセージです。開示することで、アナリストや投資家が短期業績の当てっこに終始し、結果株価イベントの大きなウェイトを短期業績が占めてしまい、結果経営が短期業績に左右されるます。
いかに長期で経営できるようにするかがIRの大きなテーマです。業績のプレゼン方法の参考になるレポートです。投資家視点からわかりやすいグラフや図表を使っています。
バフェットさんはVisaやMastercardの株を売却してまでNUの株を買い増しました。長期投資に主眼を置くバフェットさんを引き込むだけの魅力があるのでしょう。
ただビジネスモデルとしては昔ながらの融資に依存するモデル。リスクマネジメントの成否が決め手になります。
かつて米国にもサブプライム向けのクレジットカードで急成長した企業がありました。結局は不良債権の山となり破綻しました。そうならないことを願うばかりです。