ロシアのウォッカを店頭から排除 アメリカとカナダの一部の酒屋で「制裁措置」
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ロシアに経済的なダメージを与えることは賛成ですし、その副作用としてロシア国民に生活苦を与えてしまうのは不本意ながら仕方がないとも考えます。ただしウォッカを店頭から排除することでどれだけの経済的効果があるのでしょうか。ロシア人、スラブ系に対するヘイトクライムを増長しそうで怖いです。
注目のコメント
悲しい、短絡的なリアクションですね。ここ何日か、米国のいくつかの都市では、レストランなどをレビューするYelpサイト・アプリで、ロシア(移民)に関係があると思われるレストランや商店に対してハラスメントにあたるレビューが書かれており、問題になっています。
そのだいたいはロシア(国家)への怒り、またはウクライナに対するサポートを象徴的にどこかで表したいと感じている行動だと思いますが、州知事がそれを煽っているような事態については政治的なモチベーションが絡んでいるので、近視眼的な動きだと感じます。それに該当するニューハンプシャー州のスヌヌ知事やオハイオ州のデワイン知事は、ともに共和党の知事であり、排外主義的な言動は同党が支持者を得るのに使う常套手段です。
賢いNPユーザーの皆さんはお分かりの通り、これで何かプーチンやウクライナの方々にメッセージが伝わる訳ではありませんし、アメリカ人(カナダでも同じことが起きているようですね)が経営するバーや酒屋が「ロシアン」だと思っているブランドはロシアと現在関係ないものも多く、それらを売らなくてもロシアに影響は全くありません。
例えばStoli(ストリチナヤ)のルーツはモスクワにありますが、現在はNATOメンバーのラトビアで製造されています。米国で売上2位のウォッカを販売するSmirnoff(スミノフ)も19世紀にロシアで始まったブランドですが、現在はイギリスに本社を置く国際酒造企業、ディアジオの所有となっています。
ですがそれを指摘されても、個人経営のバーなどは引っ込みがつかず「もともとロシアと関係あるのには違いないだろ!」とボイコットしているようです。Sigh.